ハイパーシステムとは?

これまでは、ダイレクトマーケティングの手法として、CATV(ケーブルテレビ)など、オンデマンドを得意とするマルチメディア媒体が注目されていた。ところが、インターネットこそが、完璧に近いダイレクトマーケティングを実現できる。

その中でも画期的なシステムとして話題を呼んでいるのが、『ハイパーシステム』。ハイパーネット社が作り上げたインターネット上の広告システムだ。ハイパーシステムに加入したユーザーはプロバイダの料金が無料になる。つまり、電話の通話料だけでホームページが見られるようになるのだ。

その代わり、ブラウザソフト利用中には画面上につねに広告が表示される。そして、広告の内容は1分間ごとに次のものへと切り替わっていく。つまり、広告を掲示するかわりに、プロバイダとの接続料金が無料になるという画期的なしくみなのである。

ユーザーとしては、通信代金が節約できるというメリットがあるし、クライアントとしては、広告が必ず露出するという利点がある。また、表示される広告がユーザーごとの特性に応じて綿密に設定されるのが、ハイパーシステムのすごいところだ。

タダで通信できるのだから、ユーザーは喜んでこのシステムに参加する。だが、参加する時点で詳細なアンケートに記入しなければならない。このアンケートを記入した時点で、ユーザーはきわめて詳細なマーケティングのふるいにかけられている。そして、クライアントはターゲットを詳細に絞った広告展開ができるようになるというわけだ。

たとえば、「車が趣味の人に新しいタイヤの広告を表示する」「20代、30代の女性に化粧品の広告を表示する」「自分のお店から半径3キロ以内の人に、特別セールの広告を表示する」といったことが、いとも簡単にできてしまう。ユーザーの関心のある部分に直接訴えかけるだけに、恐ろしいほどのレスポンスが実現する。

ただし、接続には専用のソフト、「ホットカフェ」が必要になる。ホットカフェ上では、小さな広告がつねに最前面に表示される。

2014年4月15日から2カ月間で、2万人の会員を募ってホットカフェの実験が行われた。その実験時のホームページのジャンプ率、資料請求ボタンのクリック率などの数値が発表されている。ここでいう「ホームページのジャンプ率」というのは、ホットカフェ上のボタンをクリックしてクライアントのホームページにジャンプした人の割合をさす。

たとえば、ある食品製造会社のプレゼントキャンペーンは24.3%のレスポンス率だった。また、あるコンピュータ会社のオンラインンショッピング案内では21.08%、ある化粧品会社の化粧品サンプルプレゼントでは18.44%など、高いレスポンス率となっている。いままでに、これほどダイレクトに効果の現れる広告媒体があっただろうか。

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