情報とアプリケーションを統合する

顧客志向の業務プロセスを支援するために企業を連携させるにあたって二つの技術的な問題に直面する。

第一に、複数の製品ラインや部門の壁を越えて顧客情報を引き出す必要があることである。

第二に、あるアプリケーションから他のアプリケーションへ、例えば注文受理から信用情報の確認、会計、在庫までというように、業務の流れを自動的に処理できるようにしなければならないことだ。

一連の顧客情報を統一的に管理する正しい方法はない。一般的に言えば、企業は異なるデータベース、異なるアプリケーションに存在する顧客情報をリンクさせたいと考える。

そのために、適切な顧客データすべてを中央のデータウエアハウスで変換、コピーするアプローチを採るか、もしくは単純に、必要な時だけ点在する顧客情報にアクセスし、それらを収集するアプローチを採ることができる。そのどちらを選んでも、読者は、おそらく過去に持っていたよりずっと大量の顧客情報を、顧客データベースに加える必要がある。

同様に、複数のアプリケーションを連携させる「正しい」方法はないが、最良のアプローチはミドルウエアを利用することだろう。ミドルウェアとは、アプリケーションがネットワーク上で相互作用できるように設計されたソフトウェアである。一般的に、企業は既存のアプリケーションをそのまま残し、それにメッセージを送って情報を受け取る方法を取りたいと考えるものだ。しかし、ボルアトランティックのように、コアとなる多くのアプリケーションを再設計して、複数の製品ラインの上で合理化した業務プロセスをよりよく支援できるようにした事例もある。

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