「ヒット」と「アクセス」

それでは、インターネット広告を出稿するために最低限必要なキーワードを説明しておこう。ここで取り上げるのはランディングページ制作などの技術的なものではなく、あくまで広告を掲載するために必要な言葉だ。
 まず、よく耳にするのが「ヒット」。ランディングページの盛況ぶりは、月間100万ヒットなどというかたちで提示することが多い。これはランディングページ(Webサイト)へのファイルアクセスを示す数値だ。
 よく勘違いされがちなのだが、ヒット数はそのランディングページを見た人の数とは必ずしも一致しない。というよりは、見た人の数の数倍から十数倍になっているはずだ。
 少々専門的な話になるが、多くの場合、ヒットはランディングページからファイルを読み出した数を示すことが多い。たとえば、ブラウザソフトにURLを打ち込むと、しばらく待たされたあと、ランディングページの最初の画面(トップページ)が表示される。そこに、2つの写真と本文があったとしよう。すると、ほとんどの場合、ヒット数は「3」となるのだ。つまり、3つのファイルを読み出したことに相当する。
 では、月間10O万ヒットとうたうランディングページは、何人ぐらいの人が見ているのだろうか。
 計算は非常に難しい。算出できる数値はあくまでも概算になるが、まず、トップページにいくつのファイルがあるのかを調べてみる。もし、ファイルが5つあれば、ほぼ間違いなく5分の1と考えられるだろう。
 ほとんどのユーザーは、トップページを見るだけではなく、ほかのページへとジャンプしている。逆に、トップページにアクセスすることなく、どこかのサイトから途中のページにジャンプしてくるユーザーもいる。
 そこまで考えるとキリがないので、とりあえずヒット数をトップページのファイル数で割るか、もしくは、5分の1程度と思っておくと、何となくの目安にはなるだろう。
 次に、「アクセス」という言葉。残念ながら、現状では用語すらめちゃくちゃな使われ方をしている。たとえば「ヒット数5OO万、アクセス数8O万」という表示をした場合、アクセス数は「来た人」を示すことが多い。もちろん、正確に算出することはできないが……。また、「ヒット数」と表示するべきところを、「アクセス数」としてしまう場合もある。

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