イーストコーストプログレッション法のポーカーとの相性

イーストコーストプログレッション法は、連敗中の損失を最小限度に抑えると共に連勝時の儲けを大きくするという相反する目的を同時に実現する攻略法です。ギャンブルで起こりがちな勝ちも負けも共に何故か連続して発生するという現象をベースとしており、波に乗っている時のみ投資を増やすというのがこのイーストコーストプログレッション法の肝となっています。

なお、イーストコーストプログレッション法の具体的なやり方は、例えば2ドル賭けて2倍の配当の勝負に勝った場合は、次回は儲け分の半分を掛金2ドルに加えて合計3ドルでチャレンジします。そしてこれにも勝った場合は儲け分の3ドルの半分1.5ドルを加えた3.5ドルで勝負するという内容です。このように、勝利が続く限り掛金の半分を賭けていくので、的中すれば儲けも大きくなっていくという仕組みです。

また、負けてしまった場合でも常に儲けの半分はプールしているので、一度の負けで全てを失うということはありません。また、次回の勝負では元の2ドルに戻すので、たとえ連敗したとしても大損しないという点もイーストコーストプログレッション法の強みです。

ちなみに、イーストコーストプログレッション法は連勝しないと儲からないので、バカラ・ヨーロピアンルーレット・大小・ブラックジャックなど勝つ確率が高いゲームとの相性が良好です。一方、ポーカーやスロットなどのゲームではあまり有効ではありません。

何故なら、ポーカーにはロイヤルストレートフラッシュ、スロットではオール7などの一攫千金のビッグ役が用意されているために、通常の勝率は低く抑えられているからです。つまり、ポーカーやスロットでは一度勝つのも至難の業であり、連勝しなければ稼ぐことが出来ない攻略法を用いるのは賢明ではないということになります。